家庭を持つ身でありながら、嘘の出張報告で結ばれた共犯関係。駅のトイレで窮屈なスーツを脱ぎ捨てた瞬間、私は貞淑な妻から、雄を求めるただの雌へと変貌した。 「やっと、二人きりだ……」 宿の扉が閉まると同時に、理性のタガは弾け飛ぶ。互いの伴侶への罪悪感こそが最高のスパイス。渇ききった唇を貪り、もどかしく衣服を剥ぎ取る。 「ああっ、もう我慢できないっ!」 今日だけは母でも妻でもない。背徳の熱に浮かされ、朝から晩まで獣のように種を求め合う、終わらない肉欲の宴が幕を開けた。

家庭を持つ身でありながら、嘘の出張報告で結ばれた共犯関係。駅のトイレで窮屈なスーツを脱ぎ捨てた瞬間、私は貞淑な妻から、雄を求めるただの雌へと変貌した。 「やっと、二人きりだ……」 宿の扉が閉まると同時に、理性のタガは弾け飛ぶ。互いの伴侶への罪悪感こそが最高のスパイス。渇ききった唇を貪り、もどかしく衣服を剥ぎ取る。 「ああっ、もう我慢できないっ!」 今日だけは母でも妻でもない。背徳の熱に浮かされ、朝から晩まで獣のように種を求め合う、終わらない肉欲の宴が幕を開けた。