「頼む……10秒だけでいいんだ……挿れさせてくれ……」
義父は土下座していた。 妻を亡くして以来、日に日にやつれていく姿を見るのが辛かった。 私にできることなら何でもしてあげたい――そう思って、 「何か私にできることがあれば……」と声をかけたのが間違いだった。
涙でぐしゃぐしゃの顔で、義父は震える声で言った。 「10秒だけでいい……お前の中に、入れさせてくれ…… あの子(亡くなった義母)の代わりに……」
一瞬、頭が真っ白になった。 でも、泣き崩れる義父を見ていると、拒めなかった。
「……10秒だけ、ですよ……?」
私が頷いた瞬間、義父の目が変わった。 獣のように私を押し倒し、スカートを捲り上げ、下着を乱暴に引き裂いた。
「すまない……すまない……!」 謝りながらも、義父のそれはもう痛いほど硬く、熱く、私の奥を一気に貫いた。
「あぁっ……!」
10秒のはずだった。 でも、義父は止まらなかった。 亡き妻を呼ぶように私の名前を間違えながら、 腰を打ちつけるたびに、亡き人の面影を重ねているようだった。
「ごめん……でも、もう我慢できない…… お前の中、妻と同じ……いや、それ以上に熱い……!」
私は抵抗できなかった。 義父の悲しみを癒したいという気持ちと、 何年もご無沙汰だった身体が勝手に反応してしまう恥ずかしさで、 涙を流しながら腰を抱いてしまった。
その夜から、すべてが変わった。
「10秒だけ」が口実になり、 義父は毎晩私の部屋にやってくる。 最初は泣きながら犯していた義父が、 日に日に激しく、貪欲になっていく。
「もう10秒じゃ足りない…… お前は俺の妻だ……これからは毎日、朝まで抱かせてもらう……」
亡き義母の位牌の前で、 義父に後ろから貫かれながら絶頂する自分がいる。 「義父さん……もっと奥まで…… 私、義父さんの形、忘れられなくなっちゃった……♡」
私はもう、夫の妻ではなく、 義父の雌になっていた。

