街の雑踏に紛れる、一見して貞淑で気品ある奥様たち。しかし、その清楚な衣服の下には、誰にも言えない熟れた果実のような熱が鬱積していた。
「自分より若い男と、キスしてみませんか?」
その一言は、彼女たちの理性の鍵を壊す悪魔の囁きだった。最初は戸惑いを見せていた瞳も、若く猛々しい男の唇が重なった瞬間、雌の濁った色を帯び始める。久しぶりに味わう、夫以外の男の唾液の味。絡み合う舌先から脳髄へ直接注ぎ込まれる背徳のシビレに、もはや抗う術はない。
理性では「いけないこと」と分かっていても、身体は正直だ。ディープキスで口内を蹂躙されるたび、秘部からは止めどない愛液が溢れ出し、高級なランジェリーを糸引く粘液で汚していく。
熱を帯びた肉壁が、規格外の巨躯を飲み込む。子宮の奥底を激しく突き上げられる衝撃に、薬指の誓いなど消し飛んでしまう。夫の顔が霞むほどの絶頂、罪悪感という名の最高のスパイス。これは、15人の美しき人妻たちが、甘美な地獄へと堕ちていく9時間30分の記録である。

