極彩色のレーザーと重低音が支配する地下の楽園は、女の肌を知らない僕には刺激が強すぎた。逃げるように路地裏へ出ると、生温かい夜風がじっとりと汗ばんだ身体にまとわりつく。
始発を待つ気だるげな静寂の中、彼女はそこにいた。さきほど店内で、熱っぽい視線を交わした艶やかな女性。街灯に照らされた横顔はどこか思いつめたように儚く、乱れた黒髪からは、男を狂わせる甘く危険なフェロモンが立ち上っていた。
「……帰りたくないの?」
独り言のように漏らした彼女の唇は、情欲に濡れている。近づけば、アルコールと汗、そして微かな石鹸の香りが混じり合った濃厚な雌の匂いが鼻腔をくすぐり、僕の理性を一瞬で溶かした。潤んだ瞳で見つめ返された瞬間、下腹部に重く熱い疼きが走る。
彼女の左薬指に、主の存在を示すプラチナのリングが嵌められていることに気づいたのは、その柔らかな身体を衝動的に抱き寄せた後のこと。他人の妻を慰め、所有する。禁断のNTR、その背徳の蜜の味を知るには、あまりにも湿度の高い夜だった。
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